台湾に行ったとき、高校生の子が「花火やりたい」と言っていたので、ツアーのコーディネーターに相談してみたところ、「売ってない。夏に手持ち花火をやる文化がそもそも無い。やったら警察に通報されるかも」とのコメントが返ってきた。
これは意外だった。台湾はやっぱり東南アジアらしく、日本に比べるといろいろ大らかで、イヌなんてみんな首輪なしで散歩してるし、バイクもノーヘルでガンガン飛ばしてる。本屋に行くといい大人が床に座って立ち読みしてる。
それなのに夏の花火はNGなのだ。ちょっと驚いた。
しかしこれは商機なのではないか。
あんな面白いもの、ぜったい台湾の人も喜ぶはず。
台湾は日本の文化を取り入れることに意欲的な国だから、「日本で人気!」と銘打てば人気が出ること間違いなしだ。中国から日本へ売られてくる花火の一部を台湾にも輸出してもらって売るルートを作り、雑誌とか新聞にもちょびっと掲載してもらう。あとは人気に火がついて、まさに打ち上げ花火のごとく大儲け……!
と思いついたのですが、そんなことする技術もヒマも無いので、だれかやってください。次ぼくが台湾に行く頃には大流行になってると、僕も花火やれて楽しいのでよろしくお願いします。