デイリーで散々ネタにして来た九段の実家は祖母の逝去に伴って2年前に売り払ってしまったわけなんだけど、先週、友人の結婚式ついでに前を通りがかってみたら見るも見事な更地になっていた。
(撮ってないので写真省略)
かといって特に感慨は無い。
僕はとうの昔に九段の実家を自分の心から切り離してしまったので、むしろ残骸がなくなって気持ちいいぐらいだった。この経緯についてはそのうちまた書こう。
さてそんなことよりその時結婚式で集まった友達の間で盛り上がったのは、「何故俺らは『出身は九段下だっけ?』と言われる続けるのか」という件についてであった。
九段下と言われると僕がムキになって言い返す件については、デイリーの三土さんを始めとして多方面からからかわれているのだが、それでもなお言いたい。九段と九段下は全然違う。
それを端的に象徴するこの日のエピソードを紹介しよう。
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「九段斑鳩」(くだんいかるが)という有名なラーメン屋が九段下にあるのだが、それを全然知らない友人がいた。
そこで集まったみんなは「魚介豚骨の元祖で有名なんだぜ」「コラボのカップ麺も出てたよね」「九段斑鳩、って言ったらラーメン好きで知らない人はいない」などとその有名さを説明したのだが、彼から返されたコメントは唯一、
「なんで九段下なのに『九段』とか名乗ってんの? あそこ敵の土地じゃん」
であった。
さすがの僕も衝撃である。
九段と九段下は地元民にとってはこれぐらい違う。
よく覚えておいて欲しい。