まさゆき研究所 新棟

ライター・加藤まさゆきのブログです。ニフティ・デイリーポータルZに記事を書いています

俺のからだに訪れる人体の不思議

32歳から37歳にかけての5年間で、僕のからだは驚くべき老化を果たしている。

が、特に悲観はしてない。おととし亡くなったばあちゃんは、目が見えなくなっても歩けなくなっても「年取るって不思議ねぇ、不思議不思議!」と全く意に介して無かった。で、そのまま老衰で死んだ。

さすがである。僕もそれを手本に加齢していこうと思っている。

 

1.酒を飲むと寝られない

32歳の頃までは日々元気よく酒を飲んでおり、むしろ飲みすぎて朝起きられなくなるのが悩みだったが、いまではそれが全く逆である。酒を飲むと寝られなくなるのだ。

具体的に言うと、夜中2時ころにハタとに目が覚める。たいていそのまま出勤し、睡眠不足で仕事にならなくなる。二日酔いの気持ち悪さもなんか倍増し始めていて、酒も飲まなくなってしまった。

 2.飯が食えない

吉野家の並盛が多い。おにぎりも一個でいい。もっとダイレクトに数値で分かるのは回転ずしの会計額である。今はいくら食っても2000円を越えられない。

30代になったころは「太りやすくなったなー、何食っても太るなー」と悩んでいたが、これも今や逆で「そもそも太るほどたくさん食えない」域に達してしまった。人生、逆転の連続とはこのことか。

3.目が疲れる

子どもが「肩こり」を理解できないように、僕も長年「目が疲れる」を理解できなかったのだが、最近ようやく分かった。これか。目を閉じてしんみりしている時間のなんと幸せなことか。(きだてさんいわく「それ、老眼の前兆だよ」とのこと。ひー!)

うっかりするとそのまま永眠しそうになるので、ここは疲れても勢いよく「天魔降伏!」とか言いながら目を開き、セブンセンシズを開放させるなどの活動を続けていきたいと思うところである。 

4.前髪の伸びが悪い

もう全てである。

前髪が、一定以上に伸びないのだ。若い頃はあごぐらいまで伸ばして憂鬱げな文学青年を気取ったのに……。オオサカ堂に頼る日も近い。

 5.謎の難聴

これも以前書いたけど、今ではからだのむくみが原因だなと分かってきたので何とかなっている。が、深酒すると一瞬で再発するので、もう人生で二度と深酒はできないなと覚悟を決めている。

 

で、もっと驚くのが、こんなに身体の勢いが落ちているのに人間ドックの結果はほぼ「A」なのだということだ。これでAなのか。

年の行ったひとたちが「B」だの「D」だの話し合っているが、どんな体になったらそんな結果が叩き出せるようになるのだ。

まだまだ人生の続く不思議に心を躍らせている。